
冬の寒い季節になると、「家の中が寒い」「光熱費が高い」「お風呂や脱衣所が寒い」などの住まいに対する悩みが増える傾向にあり、冬はリフォームを検討するきっかけが増える時期とも言えます。
一方で、実際にリフォームを行った方の中には、「最初の見積もりよりも金額が増えてしまった」「工事が始まってから追加費用の話が出てきて不安だった」という声も少なくありません。
リフォームで追加費用が発生すること自体は、決して珍しいことではありません。
ただし、事前に「どこで」「なぜ」追加費用が発生しやすいのかを把握しておくことで、不要なトラブルや後悔は防ぐことができます。
今回のブログでは、リフォーム時に追加費用が発生しやすい場所とその理由をわかりやすくご紹介します。
これからリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもリフォームで追加費用はなぜ発生するのか
リフォームを依頼する前にまず把握しておく必要があるのは、リフォームと新築の大きな違いです。
新築の場合は、図面通りにゼロから建てていきます。
一方リフォームは、すでにある建物を解体し、状態を確認しながら進めていく工事です。
特にリフォームでは、以下のような理由で追加費用が発生することがあります。
・解体してみないと内部の状態がわからない
・築年数が経っているほど、想定外の劣化が見つかりやすい
・断熱や配管など、見えない部分の工事が多い
見積もりの段階では問題がないと思われていた箇所でも、実際に壁や床を開けてみると、傷みや老朽化が進んでいるケースは少なくありません。
そうした場合、安全性や快適性を確保するために、どうしても追加工事が必要になります。
ここからは、特に追加費用が発生しやすい代表的なリフォーム箇所を具体的に見ていきましょう。
水まわりリフォームは追加費用が出やすい代表例
冬のリフォーム相談で非常に多いのが、浴室・洗面所・キッチン・トイレといった水まわりです。
特に寒さ対策として、お風呂をユニットバスに交換したり、洗面所を暖かくしたいと考える方は多いです。
水まわりリフォームで追加費用が発生しやすい理由の一つが、配管の状態です。
給排水管は床下や壁の中などの通常は目に見えない所に設置されていることが多く、普段はその全体像を目にすることがありません。
そのため、リフォームを開始してから以下のような問題が見つかることがあります。
・配管のサビや腐食が進んでいる
・昔の規格の配管で、現在の設備と合わない
・水漏れの跡やカビが広がっている
また、在来工法の浴室からユニットバスへ変更する場合、土台や柱が腐食していると補修が必要になり、安全性を確保するため追加の費用が発生することがあります。
水まわりは生活のライフラインに直結する場所のため、問題を放置してしまうと別な問題が発生してしまうことが多く、
結果的に「やらないよりも修繕する時にきちんと直した方が安心できる」という判断する方も多いです。
断熱リフォームは見えない部分ほど要注意
寒さ対策として人気が高いリフォーム工事は、断熱リフォームです。
施工内容としては、窓の交換や内窓の設置、床・壁・天井への断熱材追加など、小規模でも住まい全体の快適性を高める工事として多くの方に注目されています。
断熱リフォームで追加費用が発生しやすい理由は、「既存の構造や施工状況によって工事内容が変わる」点にあります。
例えば、壁に対して断熱材を入れようとした際、以下のような状況の場合があります。
・建物の構造上、断熱施工ができる範囲に制限がある
・壁内部に想定より湿気がこもりやすく、防湿対策が必要になった
・過去の増改築によって、図面と実際の構造が異なっている
また、床下断熱を行う場合、床下の高さが低かったり、湿気やシロアリ被害が見つかったりすると、防湿工事や補修工事が追加で必要になることもあります。そのため断熱リフォームは、施工箇所の多くが目に見えない部分のため配慮がとても重要になります。
古い住宅の電気・給湯設備も要チェック
寒さが厳しくなると、エアコンや暖房機器、給湯器の使用頻度が一気に高まります。
そのため、リフォームを機に電気設備や給湯設備を見直す方も増える傾向にあります。
ここで注意したいのが、住宅全体の電気容量や配線の状態です。
特に築年数が20年、30年以上経っている住宅では、以下のような問題が見つかることがあります。
・ブレーカー容量が足りない
・配線が古く、安全基準を満たしていない
・アースが取られていない
こうした場合、新しい設備を設置するために、電気工事で使用環境を整える必要があります。
その結果、当初の見積もりより費用が増えることがあります。
給湯器についても同様のことが言え、気温が低い日は給湯器が故障しやすい傾向にあります。
リフォーム中に給湯器の劣化が見つかり、交換が必要になることも少なくありません。
特に、床暖房や浴室暖房乾燥機を導入する場合は、給湯能力の見直しが必要になることもあります。
外回りのリフォームは天候と劣化が影響しやすい
外壁や屋根といった外回りの工事も追加費用が発生することがあります。
見た目ではわかりにくい劣化が内部に進行していることがあり、工事中に追加の作業が発生する可能性があります。
例えば、外壁を張り替えたり塗装したりする際、下地の傷みが見つかることがあります。
冬は特に、雨や雪などの天候や寒暖差の影響で劣化が進行していることもあります。
屋根工事でも、表面材を外したら下地の合板が腐っていたという話は決して珍しいことではありません。
安全性を考えると、そのままにするわけにはいかず、結果的に補修費用が追加されるということがあります。
追加費用を抑えるために大切な考え方
ここまで読むと、「リフォームは追加費用が出て当たり前なのか」と不安に感じる方もいるかもしれません。
しかし、事前の準備と業者選びによって、リスクを減らすことは十分可能です。
大切なのは、見積もり段階での安さだけで判断しないことです。
見積時に現地調査を丁寧に行い、考えられるリスクについてきちんと説明してくれる会社であれば、追加費用がなぜ発生したのかにも納得感が違います。
SETHOMEでは、冬のリフォームにおいても、住まいの状態をしっかり確認し、「なぜこの工事が必要なのか」「どんな場合に追加費用が考えられるのか」を事前に丁寧にお伝えし、お客様に出来るだけ不安がない状態で施工に入ることを大切にしています。
リフォームは、今の不満を解消するだけでなく、これからの暮らしをより快適にするための大切な選択です。
冬の寒さや不便さに悩んでいる方こそ、焦らずに納得できる状態でリフォームを進めていきましょう。
追加費用が発生しやすいポイントを知っておくだけでも、リフォームへの不安は大きく減ります。
ぜひ今回の記事を参考に、後悔のないリフォーム計画を立ててみてください。
