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お風呂をリフォームする際の注意点とは

 

 

■お風呂リフォームをご検討中の方へ

 

「お風呂が寒い」「掃除が大変」「もっとリラックスできる空間にしたい」

——そんな思いから、お風呂のリフォームを検討されている方も多いのではないでしょうか。
家族が毎日使う場所だからこそ、機能性・快適性・安全性は妥協せずにリフォームをしたいものです。

しかし、お風呂のリフォームは、見た目を新しくするだけでは不十分であり、目に見えない部分にこそ注意すべきポイントがたくさんあります。
この記事では、施工経験を元に、リフォーム前に知っておきたい大事な注意点や、後悔しないための準備方法を詳しく解説します。

今回のブログを読んでいただいた後には「よし、しっかり準備して相談してみよう!」と思えるように要点をわかりやすく紹介しております。

ぜひ最後までご覧ください。

 

■そもそも、なぜお風呂リフォームが必要なのか?

 

お風呂の築年数が10年、15年と年月が経過するにつれ、設備の劣化や使い勝手の悪さが徐々に目立ってくる場所のひとつです。

見た目には問題がなさそうに見えても、実際の使用感において不便や不安を感じている方は少なくありません。

以下のような悩みはありませんか?

 

・湯船がすぐ冷める

・壁や床にカビが生えやすい

・脱衣所との温度差がつらい

・掃除してもヌメリやニオイが気になる

・高齢の家族が出入りしにくくなった

 

これらはすべて、浴室設備の経年劣化や生活スタイルの変化が影響して発生する問題です。
特に、昔ながらのタイル張りの在来工法による浴室の場合、断熱性が低く冷え込みが厳しいうえに、床が滑りやすく、掃除に手間がかかるなど、使い勝手や安全性の面でデメリットが目立ちます。一方で、現代の浴室は、断熱・防水・安全性・清掃性などは日々進化しており、

例を挙げると以下のようなメリットがあげられます。

 

・浴室暖房機能の導入で冬でも暖かく快適な空間を実現でき、ヒートショックのリスクが軽減される

・防汚・防カビ性能の高い素材を使用することで、掃除の手間が省ける

・手すりの設置や滑りにくい床材を使用することで、高齢者や体に不安のある方も安全に使える

・節水・省エネ性能に優れた給湯機器を採用することで、光熱費の削減につながる

 

このことから、近年のお風呂のリフォームは「古くなったから直す」のではなく、

家族の快適さや安全性を高めるための「住まいのアップデート」としてリフォームを検討される方が増えてきている傾向にあります。

 

■リフォーム前に必ず確認しておきたい注意点

 

1. リフォームの目的を明確にする

 

お風呂のリフォームを検討する際、「古くなったからを新しくする」だけをリフォームの目的にしてしまうと、

施工完了後に、自分が思い描いていた内容と違うと後悔を感じることも少なくありません。
こういった失敗を防ぐためにも、まずは、なぜリフォームする必要があるのか、どのように改善したいのかを明確にしましょう。

お風呂のリフォームと一言でいっても、改善したい目的ごとにおすすめの機能や設置ずべき設備も異なってきます。

 

目的 検討すべき設備・機能
寒さ対策

断熱浴槽、浴室暖房、床断熱など

 

掃除をラクに

壁・床の汚れにくい素材、排水口の構造

 

安全に使いたい

段差のない出入口、手すり設置、滑りにくい床

 

節水・光熱費を

抑えたい                  

高断熱仕様、節湯シャワー、自動保温機能など  

      

癒しの

空間にしたい

ジェットバス、浴室テレビ、調光可能な照明など

 

 

このように、何を最優先にするのかを事前に整理することで、必要な機能が明確にあり、後悔しないリフォームに繋がります。

また、各設備の機能はカタログだけで判断するのではなく、ショールームなどで実際に設備を確認して使い心地を体感することをおすすめします。ショールームで実物を確認することで使用感や操作性など事前に確認することで、完成後の満足度が大きく変わってきます。

 

2. 工期・スケジュールを確認しておく

 

お風呂のリフォームは、予想以上に日常生活に影響が生じる作業になります。
リフォームの期間中は入浴できないため、銭湯を利用するなどの入浴の代替手段の確保や家族の日程調整が必要になります

浴槽の種類を変更する際には、リフォーム内容に応じて工期が変わる為、あらかじめ工期目安を把握しておきましょう

 

主な工期の目安

・【ユニットバス→ユニットバス】・・・約3〜5日

・【在来浴室→ユニットバス】・・・・・約5〜7日(下地・配管工事含む)

・【間取り変更・脱衣所工事もあり】・・約1週間以上

 

また、戸建住宅かマンションかによっても工事の工程が異なります。

特にマンションの場合は特殊で、管理規約に基づく届け出や工事時間の制限、共用部の養生など、事前に確認すべき点が多くあります。

そのため、現場調査の段階で、工事工程や注意事項を丁寧に説明してくれる業者を選ぶことが大切になります。

 

3. リフォーム費用の目安と内訳を知っておく

 

お風呂リフォームの費用は、施工する設備や工事内容、リフォーム前の状況によって大きく変わります

一般的な価格帯の目安は以下の通りです:

 

・【ユニットバス交換のみ】・・・・・約60〜100万円

・【在来浴室からの変更】・・・・・・約80〜130万円

・【脱衣所や給湯器も同時に変更】・・約100〜150万円以上

 

この費用には通常、以下の項目が含まれます:

・浴槽・壁パネル・床材・水栓・換気扇・照明・窓などの設備本体

・解体工事、設置、給排水・電気工事、防水工事といった施工費

 

見積書を受け取った際に、まずは「何が含まれていて、何が追加費用が発生する項目は何か」までしっかり内容を確認しましょう。
特に追加費用が発生しやすい工事は、下地の腐食や給排水管の老朽化など、表面上では判断できず、解体後にしか分からない部分の工事です。

そのため、事前に現地調査をしっかり行ってくれる業者を選定することが、後々のトラブルを防ぐためにも大切です。

 

4. 施工会社選びで失敗しないために

 

お風呂のリフォームでは、「どの施工業者頼むか」が最も重要といっても過言ではありません。
なぜなら、水回りの工事には、防水や配管といった専門知識と技術が必要で、施工ミスがあると後々大きなトラブルにつながるからです。

施工業者を選定する際に、次のポイントをチェックしましょう:

 

・地元での施工実績が豊富(特に浴室リフォーム)

・担当者の説明がわかりやすく、質問にも丁寧に答えてくれる

・アフターサービスが明確(保証期間や点検の有無など)

・見積書が明細付きで、費用内訳がはっきりしている

 

例えば当社では、築20年以上の郡山市の木造住宅にて、浴室の寒さ・滑りやすさが不安というご相談を受けました。
断熱性能の高いユニットバスと浴室暖房を提案したところ、「真冬でも入浴が快適で驚いた」との感想をいただきました。

「金額が安いから」と安易に選ばず、信頼できるパートナーとして業者を見極めることが大切です。

 

■リフォーム後の暮らしを快適に保つために

 

リフォーム後の満足度を高めるには、使い方の工夫やメンテナンスも大事な要素です。

 

・湯あかやカビの予防に「浴室換気」は毎日徹底

・使用後はシャワーで壁や床を軽く流す

・掃除しやすい素材でも、定期的に掃除を忘れずに行う

 

リフォーム直後はどの設備も快適にご利用できますが、それを長持ちさせるのは日々の使い方や手入れが重要になります
施工後のアドバイスや使用説明をしっかり確認して、末永く快適なバスライフを楽しみましょう。

 

■まとめ:お風呂リフォームは「下準備」で差がつく

 

お風呂のリフォームを成功させるためには、以下のポイントが重要です。

 

・目的を明確にし、生活スタイルに合った設備を選ぶ

・工期や生活への影響を事前に確認する

・費用の内訳を把握し、予算と相談しながら進める

・信頼できる施工会社を選び、しっかり不明な点は内容がわかるまで相談する

 

リフォームの事前準備をしっかりすることで、「こうすればよかった」という後悔を避けることができます。

私たち『セットホーム』は、郡山市・二本松市を中心に、住宅の水回りリフォームを多数手がけてきた実績があります。
特にお風呂やキッチン、トイレといった毎日の暮らしに直結する場所だからこそ、

お客様一人ひとりのご要望に合わせた丁寧なご提案を心がけています。「まずは相談だけでもしてみたい」そんな段階でも大歓迎です

本当に快適な住まいのカタチを一緒に考えていきましょう。

 

 

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