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屋根が劣化する原因とリフォームを検討するサインは?

 

「最近、天井にシミがある」「屋根の一部が浮いて見える」──そんな小さなサインに気づいたら、屋根のリフォームを検討すべきタイミングかもしれません。屋根は住宅を守る「盾」のような存在です。日々の紫外線や風雨、自然災害の影響を直接受ける部分だからこそ、定期的な点検と適切なメンテナンスが必要不可欠です。 この記事では、郡山市・二本松市周辺にお住まいの方向けに、屋根が劣化する原因とリフォームを検討すべきタイミングについて詳しく解説します。

 

 

▼屋根が劣化する主な原因とは

 

1. 経年劣化

屋根材は強度があるとはいえ、10年〜20年ほどで少しずつ劣化が進みます。屋根の塗装が剥がれたり、瓦のズレ・ひび割れなどが起きると、防水性が低下し、雨漏りの原因となることがあります。 「見た目はまだきれい」でも、内部では下地材が傷んでいることもあるため、築年数が10年以上経っている住宅では一度専門業者に点検を依頼することをおすすめします

 

2. コケやカビの発生

屋根の北側や日当たりが悪い部分では、湿気がこもりやすくコケやカビが発生しやすくなります。これらは屋根材の表面に根を張るため、素材を劣化させる要因になります。 見た目にも悪影響があり、放置すると耐久性にも関わってくるため、早めの除去や防カビ処理が有効です。

また、コケが生えているということはコケの場所に水がたまりやすくなっている証拠です。つまり、屋根の排水性が落ちているというサインでもあります。この状態を放っておくと、雨水が浸透して野地板(屋根の下地)まで腐食が進むリスクが出てきます。

 

3. 自然災害による損傷

台風や豪雨、強風、雪害、地震など自然災害の影響で屋根にダメージが生じることがあります。たとえば、瓦が飛ぶ、板金が浮く、雨樋が破損するなど、外見でわかる症状だけでなく、見えない部分が破損している可能性もあります。

災害後は一見問題がないように見えても、雨漏りなどのリスクが見えない所に潜んでいることがあるため、専門の業者の早期点検を受けることで発見につながります。特に、風の音が変わった、屋根に落ちる水の音が普段と違うといった“感覚的な異変”も見逃さないことが重要です

 

4. 施工不良

新築や過去のリフォーム時に施工内容で問題があると、正常に施工されている状態に比べて劣化が早まる場合があります

例えば、下地処理が甘く塗装がしっかり密着していない場合や屋根材に汚れが残った状態で塗装を施したことにより塗装がはがれやすくなるなどが挙げられます。

さらに、施工の技術的なミスに限らず、屋根材の選び方が建物の形状と合っていない、土地の気候に適していない施工方法が採用されていたなどの設計段階でのミスも、劣化を早める原因になります。こうした問題が発覚した場合は、再施工や補修の費用や時間が余計にかかってしまうため、信頼できる業者選びが重要になります。過去の施工事例や対応力アフターフォローの体制などを事前にチェックして、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

 

▼屋根リフォームを検討するタイミング

 

屋根リフォーム検討時の確認ポイントとしては以下のようなものがあります:

  • 築10年以上経過している

  • 雨漏りや天井にシミがある

  • 瓦のズレやひび割れが見える

  • コケや黒ずみが広がっている

  • 台風や地震の後に異変があった

  • 風が吹いたときに屋根がバタバタと鳴る

  • 屋根材が褪色してツヤがなくなってきた

また、屋根そのものが目立った損傷をしていなくても、

  • 外観が全体的に古く感じられる

  • 室内が夏は異常に暑く、冬は極端に寒いといった室内環境の変化も、屋根の断熱性や通気性が低下している可能性がある

このような変化は、住まい全体の快適さにも直結するため、気づいたときがリフォームの“検討タイミング”と言えるでしょう

 

▼セットホームでの施工事例

 

【郡山市/築28年戸建て】

「風が強い日に屋根が鳴る音が気になる」とのご相談をいただき、まずは現地調査を実施。一部の屋根材に浮きが確認され、雨水の侵入リスクがある状態でした。今回は部分補修を行い、必要最小限の施工で安全性と快適性を確保いたしました。費用も抑えつつ、安心して過ごせる住環境を取り戻しました。

 

【二本松市/築21年の和風住宅】

突然の突風によりトタン屋根の一部が破損。現地確認の結果、屋根材は破損していましたが、下地には大きな損傷がなかったため、コストと工期のバランスに優れた「カバー工法」にて修繕を行いました。既存の屋根材を撤去せずに重ねる方法で、短期間での施工が可能となり、依頼主からもご満足いただける結果となりました

 

▼屋根リフォームの種類と費用目安

 

屋根リフォームの代用的な工法の詳細は以下の通りです。

 

工法 工期

費用

対象
塗装(表面保護) 5日〜1週間 40万円〜80万円 築10〜15年程度で表面の防水性が落ちてきた屋根
カバー工法(重ね葺き) 約1週間 80万円〜150万円 下地が傷んでいない屋根。既存屋根の上に新しい屋根材を施工
葺き替え(全面張替え) 10日〜2週間 120万円〜200万円以上 下地や屋根材が劣化しており、全面的に交換が必要なケース

※建物の広さ・屋根材・構造によって費用は異なります。あくまで目安とお考えください。

 

▼屋根リフォームに関するQ&A

 

Q. 点検はどのくらいの頻度で行うべき?

 

A. 築10年を過ぎたら、5年に1回を目安に点検を行うのが理想です

 ただし、築年数に関係なく、自然災害の後や異変を感じたときはすぐに専門の業者に点検を依頼しましょう。

 

Q. 自分で屋根を点検しても大丈夫?

 

A. 高所作業は危険を伴うため、おすすめしません

 双眼鏡などを使って地上から観察する方法はありますが、細かい劣化は見落としやすいため、プロの目で確認してもらうのが確実です。

 

Q. 費用が心配です。相談だけでもできますか?

 

A. もちろん可能です。セットホームでは現地調査・見積もりは無料で承っています

 今すぐ工事を行わなくても、将来的な判断材料として活用していただいてもかまいません。

 

▼まとめ:屋根は定期点検と予防が大切

屋根が劣化する原因は様々ありますが、共通して言えるのは見えないところで劣化が進むということです。 気になる症状が出てからでは対処が遅いケースも多いため、定期点検やメンテナンスを通じて、予防的に対処しておくことが住まいを守るカギになります

セットホームでは、郡山市・二本松市を中心に屋根の点検・修繕・リフォームに対応しております。 現状に合わせた最適なプランをご案内しています。屋根の状態が気になるけど、何から始めればいいかわからないという方も、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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