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DIY失敗あるあるをプロ目線で解説

 

まもなく年末年始に入り、休みの時間にDIYで自宅のあちこちの修繕を検討している方もいるのではないでしょうか?

最近は道具も手に入りやすく、動画を見ながら真似すれば同じように出来る環境が整ってきています。
しかし、リフォームのプロ目線から見ると「あと少しで完璧なのに」感じる部分があることも事実です。

今回のブログでは、実際の現場でよく見る“DIYの失敗あるある”を紹介しつつ、どうすれば失敗を回避できるかを分かりやすく解説します。

 

DIY失敗あるあるその1:棚が水平じゃない

 

DIYでよく行われている作業に「棚を壁につける」というものがあります。
ただ、いざ取り付けてみると、棚がわずかに傾いてしまうことが意外と多く、水平器を使っていても起きやすい失敗です。

 

なぜ棚は傾いてしまうのか?

 

原因は、家の壁が必ずしもまっすぐではなく、家そのものが完璧に直角に建てられていないからです。

特に築年数が経過している家ほど、壁にゆがみが生じていることが普通にあります。

この状態を考慮せずに、水平器だけで棚の設置位置を決めると、壁とのすき間が均一に見えなかったり、

置いた物がゆっくり転がるといった違和感のある棚が完成してしまいます。

 

棚のDIYのポイント


・壁のゆがみを確認してから設置位置を決める
・棚板よりも先に「基準線」を墨出しする
・ビスを一気に締めず、少しずつ位置を微調整する

 

この3つのポイントを意識して設置することで棚の仕上がりが安定します。

 

DIY失敗あるあるその2:下地がない場所にビスを打ってしまう

 

壁に収納やフックを取り付ける時に多いのが「下地がない場所にビスを打ってしまう」失敗です。

石膏ボードは見た目はしっかりしていますが、重さを支える強度が弱く、ビスを直接打っても重さに耐えられません。

仮に取付が出来ても、時間の経過で落ちてしまうことがあります。

 

よくある勘違い

 

・薄いベニヤ板を下地だと思い込んでビスを打っている
・コンクリート壁だと勘違いして普通のビスで止めてしまう
・軽量鉄骨の家で木の下地を探し続ける

 

リフォーム業者がそういった場所に設置をする時は、まず“壁の中にある下地”を探します。

木材や金属の骨組みがどこに入っているかを、専門の機材を使って確認します。

 

DIY失敗あるあるその3:使うビスやネジの選択ミス

 

固定に使うビスやネジですが、見た目はどれも同じに見えるかもしれません。

しかし、実は素材や長さで用途が大きく変わります。
ビスやネジの使用用途を良く考えずに使うことで、短すぎて効いていない、逆に長すぎて貫通してしまった、

湿気が多い場所なのに錆びやすい素材を使ってしまったなどのトラブルが発生してしまいます。

 

ビスやネジを選択するポイント

 

・木には木工ビス、金物には金物用のビス
・屋外は錆びにくいステンレスを選ぶ
・薄い板に必要以上に長いビスはNG
・石膏ボードには専用アンカーを使う

 

ビスやネジを使用する際は、用途にあった「適材適所」の物を使用することでトラブルを回避できます。

 

DIY失敗あるあるその4:塗装にムラがある

 

塗装は色を塗るだけで簡単そうと思われがちですが、実際はそう簡単にはいきません。

DIY塗装で気になるポイントして上がるのが、塗装のムラです。
こうした塗装のムラが発生するのは塗装前の下処理や下準備の不足が原因です。

 

塗装前に確認するポイント

 

・表面がざらついていないか。ざらつきがあればヤスリでならす
・細かなホコリを落とす
・塗料の伸びを考えて薄めに塗る
・1回で仕上げようとせず、2~3回重ねる

 

汚れや下地の傷は塗装ムラが発生し、塗料も密着しません。

塗装は実際の作業よりも「塗る前の段階」が仕上がりを左右します。

 

DIY失敗あるあるその5:寸法の測り間違い

 

DIYを始めて間もない方に多い失敗ポイントで「測ったはずなのに入らなかった」「隙間ができた」という寸法の測り間違えです。
これは単純なメジャーの読み間違いだけでなく、周囲との干渉を考えずに計測していることが多いです。

 

寸法の測り間違えで起こる失敗


・家具は入るが、部屋の曲がり角で引っかかる
・ドア枠の内寸だけを測り、蝶番の寸法を考慮していない
・床のレベル差を見ていない

 

ポイント
寸法を測る際は“目に見えている寸法”ではなく“使う寸法”を測ることがポイントです。

 

DIY失敗あるあるその6:接着剤の種類を間違える

 

接着剤と一言で言っても多くの種類があり、用途の違う接着剤を使うと、うまく接着出来なかったり、接着出来てもすぐに剝れてしまいます。

 

接着剤の使い分けポイント

 

・屋外のような雨風にさらされる場所には耐水性の接着材を使用
・浴室は防カビ剤が配合されているものがオススメ
・熱がたまるような場所は耐熱性がある接着剤を使用する
・重さがかかる部分は硬化後も粘りがあるタイプがおすすめ

 

接着剤と一言で言っても、意外と奥が深いものです。

 

DIY失敗あるあるその7:道具の性能を確認せず購入する

 

DIYに使用するような大工道具は、安いものから高額なものまで種類が豊富です。

値段が高いから必ずしもいいというわけでなく、安くても使い勝手の良い工具もあります。

そのため、工具を購入する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

DIYの工具を購入する際のポイント

 

・利用頻度が多い道具は少し良いものを買う
・刃物はこまめに交換する
・電動工具は出力が安定しているモデルを選ぶ

 

DIYの道具を購入する際は、何を行うかを明確にしてから購入すると不要な物の購入を防ぐことができ、

本当に必要な道具をそろえる事が出来ます。

 

DIY失敗あるあるその8:仕上げの甘さが全体の印象を落とす

 

DIYで完成度で一番差が出るのは、ほんの数パーセントの仕上げ作業です。
一つ一つの作業は気を付けることで問題なく出来ますが、ちょっとだけなら大丈夫かと雑になりやすい作業でもあります。

 

仕上げ作業の例


・ビスはまっすぐ打つ
・切った木材の切り口に一度ヤスリをかえる
・コーキングのラインを整える

 

仕上げ作業を意識するかしないかで、完成した際のキレイさが大きく変わります。

 

DIY失敗あるあるその9:分解したはいいが戻せなくなる

 

近年では動画などでDIYのやり方を紹介しているものもあり、中には分解修理を紹介している動画もあります。

動画を参考にして分解した結果、「パーツの位置が分からなくなった」「前より建付がおかしくなった」など
逆に不具合を起してしまうことがあります。

 

分解による不具合を防ぐ方法


・分解前にスマホで全体と細部の写真記録しておく
・外した部品は順番に並べる
・調整位置にマスキングテープで印をつける

 

専門業者でも、元に戻すための状況を残しながら分解作業は行います。

動画を見返せば大丈夫と記録を取らないでの分解は状況を悪化させてしまうため注意が必要です。

 

DIY失敗あるあるその9:DIYでは危険な作業に手を出してしまう

 

電気・ガス・給湯器も材料や機材があれば自分で工事できるのでは?というのは大きな間違えです。

電気・ガス・給湯器周りの設備修理等は、電気工事士や給水装置工事主任技術者のような専門資格が必要になります。
資格がないと施工してはいけないのは、自己判断で工事をすると事故が起こるリスクがあるためです。

 

自己判断で施工してはいけない場所


・分電盤の配線
・ガス管の接続
・給湯器の内部
・エアコンの冷媒

 

これらをいじる行為は、もはやDIYではなく、専門業者に任せるべき工事の分野になります。

 

まとめ:DIYを行う上で大切なこと

 

DIYは完成した際の達成感がありますし、業者へ依頼するより費用を抑えることが出来ます。

しかし、知識が乏しいと出来栄えが良くなかったり、無駄な手間や必要以上の出費が発生するなどのデメリットもあります。
DIYを成功さえるポイントは「下地」「寸法」「道具」「下処理」の4つが重要です。

この4つを意識して丁寧に行うことで、DIYの仕上がりは格段によくなります。

もし「これ自分でやっていいのか迷う」「分解して直し方が分からなくなった」という場合は無理せずに早めに相談してください。

セットホームでは最適な方法をご提案します。

 

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