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古くなった照明器具をLEDに交換するメリット

 

毎日何気なく使っている照明器具ですが、蛍光灯をお使いのご家庭も多いのではないでしょうか?
しかし、蛍光灯は2027年末には製造・輸出入が終了することが決まっています。

まだ、蛍光灯を使用してご家庭の中には、LEDに交換を検討しているが特徴がわからないため、

交換できずにいると言う方もいるのではないでしょうか?

 

今回のブログでは、LED照明の基本から導入するメリットについてご紹介いたします。

照明交換を検討している方はぜひ、最後まで記事を読んでみてください。

 

■ 1. LED照明とは?基本をおさらい

 

まずは、そもそもLED(エルイーディー)照明とは何かを簡単におさらいしましょう。

 

LEDとは、「Light Emitting Diode(発光ダイオード)」の略称で、電気を流すことで半導体が発光する仕組みを利用した照明です。
従来の蛍光灯や白熱電球とは構造がまったく異なり、少ない電力で強い光を出せるのが最大の特徴です

LED照明が登場した当初は価格が高いイメージもありましたが、近年は製造コストも下がり、家庭用・店舗用ともに標準的な照明として広く普及しています。

 

■ 2. 照明をLEDに交換する5つのメリット

 

照明をLEDに変えると、見た目だけでなく、住まい全体様々な良い効果があります。

ここでは、代表的な5つのメリットを紹介します。

 

① 電気代が大幅に安くなる

LED照明の一番のメリットは、省エネ効果の高さが挙げられます

通常の白熱電球と比べると、消費電力は約1/5〜1/8ほどのため、蛍光灯と比べても約半分以下です。

たとえば、60Wの白熱電球を10WのLEDに変えて1日5時間点灯した場合だと、

年間で約1,800円〜2,000円の節約になります。(※電気代目安・条件により変動致します。)

 

② 長寿命で交換の手間が減る

LED照明の寿命は、約40,000時間(約10年〜15年)と言われています。
これは、白熱電球(約1,000時間)や蛍光灯(約6,000〜10,000時間)に比べて圧倒的に長持ちします。

「電球が切れた」「蛍光灯がチカチカする」といった交換の手間がほとんどなくなります。
特に天井が高い場所や階段など、頻繁に交換しづらい照明にこそLED照明が最適です。

 

③ 明るさや色を自由に選べる

LED照明は、明るさ(ルーメン)や光の色(色温度)を細かく調整できるのが特徴です。

調整できる内容の例は以下の通りです。

 

  • リビング:あたたかみのある電球色

  • 勉強部屋:集中しやすい昼白色

  • キッチン:手元が見やすい昼光色

 

といったように、部屋ごとに最適な照明を選べます。

さらに、最近のLEDシーリングライトはリモコンで色調・明るさを自在に切り替え可能です
照明1台でリラックスできる空間にも、作業しやすい空間にも変更できる柔軟性があります。

 

④ 発熱が少なく、環境にもやさしい

LEDは熱をほとんど出さないため、夏場の冷房効率を下げることがありません。
また、紫外線や赤外線の放出も少ないため、虫が寄りにくく、家具やカーテンの日焼けも防げます。

さらに、蛍光灯製造停止の要因でもある水銀を使わないため、環境負荷が少ない点でも注目されています。

 

⑤ デザイン性が高く、空間をおしゃれに演出できる

LEDは小型で薄型の設計が可能なため、デザイン性の高い照明器具が多く登場しています。

ダウンライト・間接照明・ペンダントライトなど、
インテリア性を高めながら、省エネも実現できるのがLEDの魅力です。

たとえば、リビングや寝室に間接照明を取り入れるだけで、落ち着いた雰囲気の空間になります。

 

■ 3. LED交換時に注意したいポイント

 

LED照明は手軽に導入できますが、いくつか注意すべきポイントがあります。

 

① 既存器具との相性

古い照明器具の場合、LED電球を取り付けても点灯しない・ちらつく・すぐ切れるなどの不具合が起こることがあります。

特に「調光機能付きスイッチ」「古い蛍光灯器具」の場合は、専用タイプのLEDを選ぶ必要があります。
不明な場合は、照明器具ごと交換するリフォームを検討するのがおすすめです。

 

② 色と明るさのバランス

LEDは同じ明るさでも光の広がり方が違うため、「思ったより暗い」と感じる場合があります。
実際の明るさは「ルーメン(lm)」で比較するのが大切です。

白熱電球60W相当なら約810lm、100W相当なら約1520lmが目安です。

 

③ 導入コスト

LED照明器具は初期費用がやや高めです。

しかし、電気代と交換費用を含めたトータルコストで見れば、

約2〜3年で元が取れるケースが多いです(※使用時間や電力単価により変動)。

 

■ 5. 交換のタイミングと費用目安

 

LEDへの交換時期は、「照明が暗く感じる」「点滅する」「電気代が高い」と感じ始めたときがサインです。

費用は器具の種類によって変動しますが、目安は以下の通りです(※施工内容・地域により変動あり)。

 

  • 電球交換タイプ … 数百円〜数千円

  • シーリングライト交換 … 約1万円〜3万円

  • ダウンライト新設・交換 … 約1〜2万円/箇所

  • 間接照明リフォーム … 約3万円〜10万円程度

 

※金額はあくまで目安になります。実際の金額は現地で見積りが必要になります。

 

古い配線や器具をそのまま使うと不具合の原因になるため、10年以上使っている照明は器具ごと交換するのが安心です。

 

■ 6. LEDリフォームで住まいの印象を一新

 

照明を変えるだけで、家の印象は驚くほど変わります。

 

  • 明るさが均一になり、部屋が広く感じる

  • あたたかみのある空間でリラックスできる

  • 掃除やメンテナンスの手間が減る


LED照明は省エネとデザイン性を両立できるためおすすめです。

 

■ まとめ

 

LED照明への交換は、見た目の変化以上に大きなメリットがあります。

 

  • 電気代を節約できる

  • 長寿命で交換の手間が減る

  • 明るさ・色を自在に調整できる

  • 熱や紫外線が少なく、環境にもやさしい

  • デザイン性が高く、空間をおしゃれに演出

 

冬を前に、快適で省エネな照明環境を整えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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